【iPhoneやiPadでハイレゾやロスレスを楽しむ方法】適切な変換アダプターとおすすめDACアンプの選び方【2024年版】

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【iPhoneやiPadでハイレゾやロスレスを楽しむ方法】適切な変換アダプターとおすすめDACアンプの選び方【2024年版】

Apple製品を愛用している方でも、有線でつなげばAACコーデックの限界を超えてハイレゾ音源をフルに楽しむ方法があります。

ハイレゾ、ロスレスの定義

ロスレスとは、音楽データを圧縮しても音質を劣化させず、CD音質(44.1kHz/16bit)やそれ以上のクオリティをそのまま再現する形式です。


ハイレゾは、ロスレスの中でも特にCD音質を超える高解像度の音(48kHz/24bit以上)を指し、より細かい音のニュアンスや広がりを楽しめます。

基本情報

iPhoneはワイヤレスイヤホンだと仕様上ハイレゾに対応できず、有線でも【48kHz/24bit】までしか対応していないため、【192kHz/24bit】など【48kHz/24bit】を超える音質で音楽を聞く場合は別売りのアンプをつなぐ必要があります。

※iPhoneやiPadで音楽を再生するときの基本の音質は、CDと同じ44.1kHz/16bitで、音の細かさや記録の仕方もCDと同等です。

Appleのイヤホンやヘッドフォンは主に有線接続でのみハイレゾ音質をサポートしていますが、正しいアクセサリーを選ぶことで、その制約を乗り越え音楽の細部までクリアに楽しむことができるようになります。

有線は遅延もないためゲームや映画鑑賞でも快適に使用可能です。

Appleデバイスで高品質な音楽体験を実現するための適切な変換アダプターとDACアンプをご紹介いたします。

iPhoneやiPadで手軽に【48kHz/24bit】のハイレゾ音源を楽しみたい方向け

Apple純正Lightning 3.5 mmヘッドフォンアダプタ

  • Lightningケーブル端子があるiPhoneやiPadと3.5 mmヘッドフォン(イヤホン)を有線でつなぎ、ハイレゾ楽曲を再生すると【48kHz/24bit】までのロスレスやハイレゾ音源を楽しめます。
  • 【48kHz/24bit】を超えるハイレゾ音源を楽しむためにはDACアンプ搭載アダプタが必要になります。
  • 手頃な価格で通常よりもいい音質で音楽を聴きたいアップルユーザーにおすすめです。※Lightningケーブルを直接差し込めるイヤホンをお持ちであれば必要ありません。

Apple純正USB-C 3.5 mmヘッドフォンアダプタ

  • USB-Cケーブル端子があるiPhoneやiPadと3.5 mmヘッドフォン(イヤホン)を有線でつなぎ、ハイレゾ楽曲を再生すると【48kHz/24bit】までのロスレスやハイレゾ音源を楽しめます。
  • 【48kHz/24bit】を超えるハイレゾ音源を楽しむためにはDACアンプ搭載アダプタが必要になります。
  • 手頃な価格で通常よりもいい音質で音楽を聴きたいアップルユーザーにおすすめです。※USB-Cケーブルを直接差し込めるイヤホンをお持ちであれば必要ありません。

スマホからワイヤレスでDAC接続できるハイレゾ対応のFiiO BTR13

FiiO BTR13

アップル製品で接続の場合

スマホ ⇔有線⇔ BTR13 ⇔有線⇔ イヤホン = 全て有線でつなげた場合に最大96kHz/16bitの再生が可能。24bit出ない理由は、BTR13がコンパクトさや利便性を重視した関係でUSB DACモードの仕様(96kHz/16bitまで対応)制限があるためです。

スマホ ⇔ワイヤレス⇔ BTR13 ⇔有線⇔ イヤホン = スマホとBTR13をワイヤレスでつなげた場合は最大48kHz/16bitの再生が可能。

96kHz/16bitは「ハイレゾ」として認識されることが多いですが、厳密な意味で24bit以上の音源をハイレゾとする場合にはハイレゾ条件に満たしません。ただし、CD音質をはるかに超える高解像度の音楽体験が可能であり、多くの人にとっては十分に高音質だといえます。

Android製品で接続の場合

Sony Xperia、Samsung Galaxyシリーズの一部モデルでは外部DAC(BTR13)が無くても有線でイヤホンをつなげた場合にはハイレゾ楽曲が聴けます。お持ちのスマホの対応◯◯kHz/〇〇bitをご確認下さい。

スマホ ⇔ワイヤレス⇔ BTR13 ⇔有線⇔ イヤホン = Androidでは、LDACaptX HDなどのBluetoothコーデックに対応している機種をお持ちの場合、最大96kHz/24bitでハイレゾ楽曲を楽しめます。

※スマートフォンの内部DACは、スマホ本体のノイズや電源供給の影響を受けやすいため、外部DAC(BTR13)を使えば、ノイズが少ない高音質ハイレゾ楽曲を楽しむことができます。

  • ワイヤレス接続
    iPhoneやMacBookと簡単に接続可能で、音質は最大48kHz/16bit(iPhoneではAACコーデック利用)。ワイヤレス接続では音質がスマホのBluetooth性能に依存するため、FiiO BTR13の持つ全てのポテンシャルを発揮するわけではありませんが、通常のスマホよりも出力が強いため、高音質なイヤホンやヘッドホンがしっかりと駆動します。
  • 有線接続
    「USB-C to USB-Cケーブル(付属)」または「Lightning to USB-Cケーブル(別売)」の有線接続で、BTR13の性能を活かせます(最大96kHz/16bit)。FiiO BTR13の性能を活用してハイレゾ音質を楽しめます。

必要なもの(サービス)

  • アップルミュージックやアマゾンミュージックのハイレゾ楽曲でワイヤレス接続(最大48kHz/16bit)か、有線で(最大96kHz/16bit)再生可能。
  • オフラインで使う場合は、ハイレゾ対応の音楽アプリ(例:Onkyo HF Player、HiBy Music)でダウンロードしたハイレゾ音源データ(FLAC、ALACなど)を再生可能。
  • Lightning端子のiPhoneやiPadで有線(最大96kHz/16bit)使用する場合は「Lightning to USB-Cケーブル(別売)」が必要。無線で使用する場合は本体とイヤホンのみで聞くことが可能(スマホとつなぐケーブルは不要)ですが音質(最大48kHz/16bit)は落ちます。
  • 本体(BTR13)を充電するためにはUSB-C対応デバイスか、USB-C対応コンセントが別途必要です。

なぜ有線接続が良いの?

  • 無線接続ではiPhoneがAACコーデックに制限されるため、ハイレゾ音源の全ての細かい音が再現されません。
  • 有線接続なら最大96kHz/16bitまで再生可能で、音楽の細部や臨場感をよりよく体感できます。

3.5mm、4.4mmジャック対応

  • 3.5mmジャック
    普通のイヤホンやヘッドホンで利用可能。
    手軽に接続できて、日常使いに最適。
  • 4.4mmジャック(バランス接続)
    高級オーディオ機器や特別なイヤホンで使うと、音の広がりや細かい音がさらに際立ちます。
    左右の音信号が独立して伝わるため、ノイズが少なくクリアな音質を楽しめます。

本格的に有線でいい音が聞きたい方向け

RK-DA70CK(USB-Cケーブル端子用DACアンプ)

  • USB-Cケーブル端子があるiPhoneやiPadと3.5 mmヘッドフォン(イヤホン)を有線でつないで【48kHz/24bit】を超えるハイレゾ音源を楽しめます。
  • MFi認証を取得しており、CD音源(44.1kHz/16bit)の約17.4倍もの情報量を持つ【384kHz/32bit】まで対応。
  • 【48kHz/24bit】を超えた高音質で音楽を聴きたいアップルユーザーにおすすめです。※高音質になるほどデバイス側のバッテリー消費が早いので注意が必要です。
  • Lightningタイプは販売終了しています。変換アダプターで使えるかどうかは保証できませんので、注意してご購入下さい。

ハイレゾに対応したおすすめイヤホン

ハイレゾ対応有線イヤホン(3,5mmプラグ対応)

  • どのショップで探しても「ハイレゾ対応 イヤホン 有線」で検索できます。
  • この機種はほんの一例です。ハイレゾ対応のイヤホンをお探しの方はレビューを参考にして理想の一品を見つけてみてください。
日ノ本
日ノ本

有線になってしまいますが、iPhoneやiPadでもハイレゾを聴くことは可能です。

ワイヤレスイヤホンとは違う音質を体感してみると、音楽の新たな一面が垣間見えるかもしれません。

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